このブログは40代の普通のサラリーマンがJCBのブラックカード、「JCB THE CLASS」を取得するまでの道のりを記録として残すためのブログになります。
初回は基本となるJCBカードについての説明を。
その他にもこのブログではクレカや投資などについても書いていこうと思いますが、それはまた別の記事にて。
JCBカードの種類
JCBのカードと言っても色々種類があり、提携している企業が発行しているJCBカード(楽天とかファミマTカードとかですね)と、JCBが発行しているOriginal Series(OS)と言われるプロパーカードがあります。
提携カードは把握し切れないくらい沢山あるのと、Original Seriesの最上位であるTHE CLASSを取得するためにはOriginal Seriesを使用して、JCBからのインビテーション(招待)を受け取る必要があるので、ここではOriginal Seriesについて説明します。
全体像としては以下の画像をご参照ください。
一般カード
まずはピラミッドの一番下、一般カードになります。
全体的な特徴としては年会費が永年無料であることですね。
JCBカード S
一番ベーシックな「JCBカード S」はこれまであった「JCBカード」がバージョンアップした感じで、今までの「JCBカード」より優待などが充実しました。
取得できるのは
「18歳以上で本人または配偶者に安定継続収入のある方、または高校生を除く18歳以上の方」
になります(JCBのサイトより)。
年会費無料ながら以前はゴールドカード以上じゃないと使えなかった「クラブオフ」という優待サイトが使えるようになり、スマートフォン保険(故障時に修理費用の一部を補償)も付いてきます。
JCBカードは全体的にポイント還元率が他のクレジットカードに比べると低い(基本還元率は0.5%)という特徴があるのですが、そこを除けば年会費無料のカードとしては優秀なカードだと思います。
カードは通常の券面の他に、環境に配慮した材質で出来た「バイオマスカード」も選択できます。
JCBカード W / JCBカード W plus L
続いては「JCBカード W」と「JCBカード W plus L」
この2枚は、高校生を除く18~39歳限定で申し込めるという、ちょっと変わったカードです。
年会費は永年無料で、カードを作ってさえしまえば40歳以降も使用可能です。
この2つのカードの特徴はなんと言っても高還元率ということ。
他のカードは基本還元率が0.5%のところ、2倍の1.0%になります。
その代わり、という訳ではないですが「JCBカード S」に付いている優待やスマートフォン保険などはありません。
クレジットカードのサービスをあんまり使わない、という人には嬉しい高還元率のカードではないでしょうか。
「JCBカード W plus L」は「JCBカード W」に女性向けの保険が付いたり、コスメなどの優待が付いたものになります。
※男性も申し込み可能
ゴールドカード
続いてはピラミッドの下から2番目、ゴールドカードになります。
ここから上は年会費が発生し、ゴールドカードには「JCBゴールド」「JCB GOLD EXTAGE」「JCBゴールド ザ・プレミア」の3種類があります。
JCBゴールド
年会費は11,000円(税込)で、初年度は年会費無料。
20歳以上で安定継続収入のある方が対象。学生は不可。
家族カードは1枚目まで無料。2枚目以降は1枚ごとに1,100円(税込)になります。
ゴールドカードなので各種優待サービスが充実しています。
「JCBカード S」と同様に「クラブオフ」や「スマートフォン保険(補償額はJCBカード Sより充実)」はもちろんですが、ゴールドカードと言えばやはり空港ラウンジが利用できる、ということかなと。
国内の空港とハワイ ホノルルの空港内のラウンジが無料で使用できるようになります。
※有料ながら国外の空港のラウンジを使用できるラウンジキーもあります
あとは海外旅行の保険も最大1億円まで補償されます。
また、決済金額など一定の条件を満たすと上位カードである「JCBカード ザ・プレミア」のインビテーション(招待)がきます。
一般カードからステップアップして上位カードを使ってみようという方にはおすすめのカードですね。
カードは通常のゴールドの他、「JCBカード S」同様に「バイオマスカード」も選択できます。
JCB GOLD EXTAGE
こちらは20代限定(学生不可)のゴールドカードで、年会費3,300円(税込)で初年度は年会費無料。
JCBゴールドと比べると補償が少なかったりしますが、空港ラウンジが使用出来たり、旅行保険が付いてきたりと、「ゴールド」という名前は伊達じゃないスペックです。
20代限定ですが、20代であっても初回の発行から5年後の更新時には通常のゴールドに切り替わります。
一般カードからステップアップしてゴールドカードを体験してみたい、という20代の方はまずはこのカードを使ってみるのが良いかもしれませんね。
JCBゴールド ザ・プレミア
ゴールドクラスの最後は「JCBゴールド ザ・プレミア」
このカードの特徴は直接申し込むことが出来ない、インビテーションが来た方のみが申し込めるカードであることです。
インビテーションが来る条件はJCBゴールドを使用し、2年連続で100万円決済するか年間で200万円決済すること。
年会費はJCBゴールドの年会費11,000円(税込)+プレミアの年会費5,500円(税込)です。
ただし、年間100万円以上の決済をしている方はプレミアの年会費5,500円(税込)が無料になります。
JCBゴールドで使用出来る優待サービスはもちろんそのままに、JCBゴールド ザ・プレミアならでは特徴は、なんと言っても海外での空港ラウンジが無料で使えるプライオリティ・パスが使用出来ることです。
海外旅行によく行かれる方はプライオリティ・パスのためにJCBゴールド ザ・プレミアを狙うのはアリだと思います。
他にもグルメやホテルに関する優待が追加になります。
プレミアのインビテーションが来る方は年間100万円利用されている方が多いと思いますし、ゴールドクラスのカードを所有していてメインで使われている方なら年間100万円は難しくないと思いますので、プレミアの年会費が掛からない(つまりJCBゴールドの年会費のまま)で使えると考えると、かなりコスパの良いカードだと思います。
プラチナカード
ピラミッドの上から2番目、プラチナカードになります。
私が使っているのもこのカードになります。
JCBプラチナ
年会費は27,500円(税込)で、他のカードのように初年度の年会費無料ではないですが、年会費分のキャッシュバックキャンペーンをやっていることが多いので、こちらを利用することで初年度年会費無料相当になります。
25歳以上で安定した継続収入がある方が対象となります。
家族カードは1枚目は無料。2枚目以降は1枚につき3,300円(税込)です。
JCBプラチナの特徴は、なんと言ってもコンシェルジュがつくこと。
レストランやホテルを条件を伝えて探して予約してくれる便利なサービスです。
その他はプレミアの優待サービスはもちろん、スマートフォン保険や海外旅行保険の補償は金額がアップしています。
グルメ・ベネフィットという、レストランで2名分の料理を1名分の金額で頂けるサービスなどもあります。
申し込み可能なカードとしては最上位のカードで、優待も豊富です。
コンシェルジュ、プライオリティ・パス、グルメ・ベネフィットなど、使いこなす人にとってはコスパの良い1枚になると思います。
ブラックカード
JCBで最上位のカード。欲しいと思っても自由に申し込むことは出来ず、JCBからのインビテーションを貰った人だけが申し込めるカードになります。
JCB THE CLASS
年会費は55,000円(税込)ですが、もはやここまで来ると年会費とかの問題じゃないですね。
家族カードは8名まで無料。
この券面がカッコイイですよね。JCB THE CLASSが欲しくなる理由の一つですね(主な理由かもしれません)。
このペガサスの券面がブログのタイトルの由来になっています。
ゴールド、プラチナのサービスはもちろん、メンバーズ・セレクションという年に1回貰えるカタログギフトのようなものがあります。
後はディズニーランド&シーにあるラウンジに入れることですね。ランドはスターツアーズ、シーはニモ&フレンズに待たずに乗れます。
個人的にはこのカードは特典とかコスパとかそういうことより、ブラックカードというステータスカードを持てることが一番かなと。
インビテーションが来る条件は非公表なので、どれだけ使ったか(金額・決済回数・年数)などの条件が明確に決まっている訳ではないようなので、同じ金額を使っててもインビテーションが来ない人もいるし、JCBカードの保有期間も何年以上、というような明確な期間は明示されておらず狙うのが難しいカードかなと思います。
最後に
今回の記事は主にJCBカードの紹介だけになってしまいましたが、次回はJCB THE CLASSのインビテーションを受けるための条件の考察や、私のJCB保有歴やJCB THE CLASSのインビテーションに向けての状況、JCBのOkiDokiポイントについてなど、深掘りしていこうと思います。
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